研究レポート

先読みエネルギー問題 「変動性再エネの長期出力低下に備えた供給力確保の在り方 ~ダンケルフラウテへの対応と既設火力の戦略的予備力としての活用~」

執筆者 大西 健一
概要 近年、我が国では太陽光発電や風力発電を中心とする変動性再エネ電源の導入が進んでいる。これらの電源は気象条件によって発電量が大きく変動するため、導入量の増加に伴い、長期間にわたって発電量が低下する場合の供給力確保が・・・
要旨 太陽光・風力発電などの変動性再エネ電源の導入拡大に伴い、ダンケルフラウテと呼ばれる長期的な出力低下への対応が重要となる。長時間エネルギー貯蔵設備(LDES)やLNG火力は有力な対策であるが、長期間の出力低下や燃料供給制約が重なる場合には限界がある。このため、燃料備蓄が可能な既設石炭火力等を戦略的予備力として活用し、数日以内の起動能力や長期間の発電に必要な燃料在庫の確保など、現行の予備電源制度の要件充実を検討することが重要である。
キーワード データセンター、系統接続、系統増強、系統利用、系統用蓄電池
メディア情報 HP (2026年10月23日)
URL https://eneken.ieej.or.jp/journal/sakiyomi_energy_issues.html
論文PDF https://eneken.ieej.or.jp/data/13622.pdf