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セミナー

第10回 IEEJ/APERC 国際エネルギーシンポジウム 開催
「国際エネルギー情勢における「理想と現実」~不確実性を増す国際情勢の下で~」

  国際情勢の不確実性がますます大きくなる中、エネルギー情勢における「理想と現実」のギャップへの対応は一層難しいものとなってきています。
 深刻化・多様化する地政学リスクや、エネルギー需要における電化や生成AIの急速な進展による電力需要の増大、ありうべき長期的な排出削減パスからの乖離が大きくなりつつある温室効果ガスの排出など、様々な要因が複雑に絡み合うことで国際エネルギー情勢における理想と現実のギャップが拡大しています。
 こうした現実に対応するためには、テクノロジーやファイナンス等の戦略、そして、イノベーションが必要であり、それらは、各国の産業政策と深く結びつき、国家間競争の激化等、国際情勢とも深く関わっています。
 このような状況において、今回のシンポジウムでは、以下の3点を切り口に、各分野を代表する内外の専門家との議論を通じて、私たちは、国際エネルギー情勢をめぐる理想と現実のギャップにどのように向き合うべきか、その視座を国内外に発信して参ります。

  ✓ 「理想と現実」のギャップをあらゆる角度から検証する
  ✓ 「理想と現実」のギャップを埋めるための戦略
  ✓ 「理想と現実」のギャップを超えるためのイノベーション

1. 日 時: 2025年 5月30日(金) 10:00~16:35 (日本標準時 (JST) )
       
2. 開催方法: ハイブリッド形式:
      ・実会場 (グランドプリンスホテル高輪 プリンスルーム)東京都港区高輪3-13-1
       https://www.princehotels.co.jp/takanawa/access/
      ・オンライン(Zoom)

3. 主 催:
     一般財団法人アジア太平洋エネルギー研究センター(APERC)
     一般財団法人日本エネルギー経済研究所(IEEJ)
  後 援:
     独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)

4. テーマ:
  『 国際エネルギー情勢における「理想と現実」~不確実性を増す国際情勢の下で~』

5. 使用言語:日本語 / 英語(同時通訳付)

6. 資料:HP掲載予定(英語のみ)

7. 参加対象:賛助会員

8. 参加費:無料 (実会場参加の場合は、昼食を含みます) * 事前登録制 

9. 参加登録方法:下記URLより、ご登録をお願いいたします。
  https://eneken.ieej.or.jp/seminar/event_login.php
 ※ 参加方法(会場/オンライン)により登録ボタンが異なります。お申し込みの際はご留意ください。
 ※ 申込〆切・・・ 実参加: 2025年5月23日(金)  オンライン参加: 2025年5月29日(木)
 ※ 定員を超えた場合は、締切り前に募集を締め切らせていただくことがございます。

● プログラムは変更となる可能性がございます。変更はHP上でご案内します。
● 全講演者・パネリストは実会場から参加する予定です。
● 実会場において資料の配付はございません。ご理解の程、お願いいたします。
● 会員様のみにご案内しています。本メールを貴団体外へ転送することはお控えください。

プログラム ( 日本標準時 ) 
<午前の部>

10:00-10:05 開会挨拶:
 寺澤 達也(日本エネルギー経済研究所 理事長)
10:05-11:35
【セッション1】 「理想と現実」のギャップをあらゆる角度から検証する
  • 世界が直面しているエネルギー問題の「現実」を理解するために、その背景となる国際情勢の「現実」について、主にアメリカ、中国の視点から検証する。
  • 国際情勢の「現実」を踏まえたうえで、世界が目指すエネルギーの「理想」とそのギャップを検証する。
  <講演、パネルディスカッション(Q&A 含) 各45分>
講演・パネリスト:
 Dr. Kenneth Medlock(Senior Director, Center for Energy Studies,
  Baker Institute for Public Policy, Rice University, US)
 有馬 純 氏(東京大学公共政策大学院 特任教授)
 他 1名調整中
司会:
 久谷 一朗(日本エネルギー経済研究所 資源・燃料・エネルギー安全保障ユニット担任兼
国際情勢分析第1グループマネージャー 研究理事)

 11:35-13:00 ランチブレイク

<午後の部>
13:00-14:30
【セッション2】 「理想と現実」のギャップを埋めるための戦略
  • 「理想と現実」のギャップを埋めるための戦略を、テクノロジーおよびファイナンスの視点から考える。(原子力、水素、CCS等すでにある程度の熟度がある技術を焦点に)
  <講演、パネルディスカッション(Q&A 含) 各45分>
講演・パネリスト:
 Ms. Marina Md Taib(Senior Vice President, PETRONAS)
 末廣 能史氏(独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC) 水素事業部長)
 他 1名調整中
司会:
 Glen Sweetnam(アジア太平洋エネルギー研究センター副所長)
14:30-15:00 コーヒーブレイク
15:00-16:30 
【セッション3】 「理想と現実」のギャップを超えるためのイノベーション
  • 「理想と現実」のギャップを超えるために必要なイノベーションについて考える。(炭素除去や適応など、まだ議論や技術の熟度は浅いものの、今後を大きく期待できるイノベーションを焦点に)
  <講演、パネルディスカッション(Q&A 含) 各45分>
講演・パネリスト:
 Mr. Tim Gould(Chief Energy Economist, IEA)
 Dr. Naser Odeh(Principal Fellow, KAPSARC)
 三村 信男氏(茨城大学 特命教授)
司会:
 小林 良和(日本エネルギー経済研究所 研究戦略ユニット担任補佐 兼クリーン
 エネルギーユニット 次世代エネルギーシステムグループ 研究理事)
16:30-16:35 閉会挨拶:
 入江 一友((一財)アジア太平洋エネルギー研究センター 代表理事・所長)

 

お問い合わせ先:一般財団法人日本エネルギー経済研究所
研究戦略ユニット 企画・広報グループ Email: ieej-mail@tky.ieej.or.jp