研究レポート

小売電気事業者のkWh供給力確保義務に伴う電力先物取引の活用

執筆者 大西 健一
概要 2022年のロシアによるウクライナ侵略後に燃料価格が高騰した局面では、電力スポット市場価格が高騰し、小売電気事業者の退出や託送料金の不払い、需要家の契約解除・最終保障供給への移行など、様々な混乱が発生した。また、燃料価格の急騰に伴って...
要旨 小売電気事業者に求められるkWh供給力の事前確保について、現物相対取引や中長期取引市場に加え、電力先物取引を活用する可能性を検討する。先物取引とスポット取引を組み合わせ、発電側と小売側の対象量の対応関係を確認する仕組みを設けることで、kWh供給力確保と価格変動リスクの抑制を両立できる可能性がある。さらに、LNG先物等による燃料価格ヘッジを組み合わせることで、より柔軟なリスク管理手段となり得る。
キーワード 供給力、電力先物、スポット市場、中長期取引市場、供給力確保義務、燃料費調整
メディア情報 HP (2026年9月18日)
論文PDF https://eneken.ieej.or.jp/data/13536.pdf