研究レポート

世界LNG動向 2026年8月

執筆者 橋本 裕
概要 北東アジア4大LNG市場(日本・韓国・中国・台湾)で、2026年7月のLNG輸入量は1691万トンと、前年同月を67万トン上回った。1 - 7月の累計量では、前年同期比295万トン減の1.10億トンとなった。7月分の同地域の加重平均輸入価格を見ると...
要旨 2026年7月分の北東アジア主要LNG市場の輸入量が前年同月を上回る一方、スポット市況の高止まりや原油価格上昇の影響により、輸入価格は2023年初頭以来の高水準となった。またLNG供給面では、8月も北米を中心に液化設備、パイプラインなどの開発案件が着実に進展し、2030年代初頭に向けたLNG供給容量拡大への期待が維持されている。さらに、カナダやアルゼンチンでも輸出志向の天然ガス・LNG開発が前進しており、将来のLNG供給源の多様化と世界市場の構造変化を示唆する動きがみられた。
キーワード 北東アジアLNG需要、LNG価格高水準、LNG供給能力拡大、北米LNG開発、LNGインフラストラクチャ整備進展、LNG供給源多様化
メディア情報 HP (2026年9月1日)
論文PDF https://eneken.ieej.or.jp/data/13501.pdf