研究レポート

2026年4-6月 有事に原油輸入の多角化はどう進められたのか

執筆者 大森 嘉彦
概要 本年2月末からのホルムズ海峡の事実上封鎖から5カ月が経った。一時、停戦合意の覚書は締結されたものの、原油市場に対する影響の観点からみて、状況は流動的で現時点でも全く予断を許さない。日本の原油輸入の総額も ...
要旨 2026年4-6月の日本到着原油単価は前年比上昇した。その内訳をみると世界的な原油価格高騰に加え、特に多角化先の米国原油が中東比高くなっており、原油の価値評価を加えて総じてホルムズ海峡外中東原油の価格抑制効果が示唆される。途絶リスクのみならず、経済性も踏まえ、ホルムズ海峡内外の総合的なリスク評価の観点から調達先の状況を注視しておくことは必ず必要、ホルムズ海峡迂回ルート支援などの議論に加え有事に備え今後の多角化の在り方を考える場合に非常に重要となる。
キーワード 原油、原油価格、多角化、中東、ホルムズ海峡、米国、紅海
メディア情報 HP (2026年8月6日)
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