研究レポート

エネルギー戦略Insights 「正常性バイアスの壁を乗り越える」

執筆者 久谷 一朗
概要  「バイアス」は思考のゆがみを意味する。バイアスには幾つか種類があり、正常性バイアスはその一つである。危険な状況にあっても、正常である、大丈夫である、と考えてしまう傾向を指す。現下のホルムズ海峡封鎖は・・・
要旨  「正常性バイアス」が日本のエネルギー危機を拡大した可能性を論じる。日本は原油の93%をホルムズ海峡内に依存し、長年リスクを認識しながら輸入構造改革を怠ってきた。一方、石油備蓄と製油所は危機対応に有効だった。教訓は①原油輸入先分散、②省エネ・再エネ・原子力拡大、③化石燃料インフラ維持、④正常性バイアス克服である。エネルギー安全保障、ホルムズ海峡封鎖、原油依存リスクを再認識する政策提言を示す。
メディア情報 HP (2026年3月18日)
URL https://eneken.ieej.or.jp/journal/energy_strategy_insights.html
論文PDF https://eneken.ieej.or.jp/data/13128.pdf