研究員紹介

Researchers

柴田 善朗(しばた よしあき)

柴田 善朗 (しばた よしあき)

クリーンエネルギーユニット担任補佐 兼 次世代エネルギーシステムグループマネージャー 
研究理事
政策研究大学院大学(GRIPS)特別講師

専門分野:エネルギー工学、再エネ、水素、CCUS、エネルギー貯蔵等に関する政策・ 技術分析

1992年 東京大学工学部航空学科卒業
1994年 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 修士課程修了
1994年 (株)東芝 入社 エネルギー事業本部
1997年 フランス国立パリ鉱業大学 修士課程修了
1999年 (株)住環境計画研究所 入所
2010年 日本エネルギー経済研究所 入所 計量分析ユニット
2013年 同 新エネルギーグループ

従事プロジェクト

再エネ、水素、e-gas/fuel、メタネーション、CCUS等の委託調査研究多数(経済産業省、民間企業、国際機関等)

執筆論文

  • 柴田, "ヒートポンプが利用する空気熱・地中熱に関する熱力学的考察― ヒートポンプの重要性と空気熱の位置づけ ― ", IEEJ, 2023年11月
  • 柴田, "水素輸入と製品輸入の比較 ― 水素直接還元製鉄を例にした水素利用の古くて新しい視点 ―", IEEJ, 2023年5月
  • 柴田, 永富, "余剰電力を利用した水電解・蓄電池ハイブリッド型水素製造システムの経済性評価",第38回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス, 2022年1月
  • 柴田,笹川,永田, "カーボンニュートラルに向けたガス事業の役割- 欧州の動向と我が国への示唆 - ", IEEJ, 2021年9月
  • 大槻, 柴田, "カーボンリサイクル燃料の炭素源に関する試論(1)~(4)", IEEJ, 2021年
  • 柴田, " CCU・カーボンリサイクルに必要な低炭素化以外の視点 - CCUSという分類学により生じる誤解 -",
    日本エネルギー経済研究所2020年2月
  • “低・脱炭素社会に向けたメタネーションの意義”, エネルギー・資源 Vol.41 No.1(2020)
  • 柴田, "分散型コージェネのカーボンニュートラルメタン利用による再エネ出力変動緩和",
    第36回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス, 2020年1月
  • 柴田, “カーボンニュートラルメタンのポテンシャルと経済性 - PtGとCCUの活用 -” ,
    第35回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス, 2019年1月
  • 柴田, “時間軸を踏まえたPower to Gasのビジネスモデル- 調整力の提供, 複数用途への活用,
    再エネ主力電源化への貢献 -”, IEEJ, 2018年8月
  • “水素による再エネ活用「Power to Gas」”, 電気総合誌オーム, 2018年4月
  • “再生可能エネルギーを活用したCO2フリー水素とカーボンニュートラルメタンの展望と課題”,
    日本化学会春季年会ATP・水素セッション” 2018年3月21日
  • “Power to Gasと水素製造”, 水素エネルギーシステム, Vol.43, No.1 (2018)
  • 柴田, “我が国におけるPower to Gasの可能性”, エネルギー経済, 第42巻, 第1号, 2016年3月
  • 柴田, “我が国におけるPower to Gasの経済性評価-再生可能エネルギー余剰電力由来水素の利用方法:
    定置用FCかFCVか-”, IEEJ, 2016年2月
  • 柴田, “国内再生可能エネルギーからの水素製造の経済性”, 第32回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス, 2016年1月
  • 柴田, “ポストFITを見据えた太陽光発電と蓄電池のあり方-太陽光発電+蓄電池システムの競合性に関する分析-”,
    IEEJ, 2017年5月
  • “Role of Demand Side in the Distributed Energy System”, ERICE INTERNATIONAL SEMINARS ON PLANETARY EMERGENCIES, 47th Session, Erice, 12 –14 May 2014, THE ENERGY PLANETARY EMERGENCY, Workshop on Energy, Cities, and the Control of Complex Systems
  • 柴田, ”系統対策としてのデマンドレスポンスの可能性”, 風力エネルギー, Vol.38, 通巻.112 (2014)
  • 柴田, ”調整力制約を踏まえた風力発電導入ポテンシャルの評価”, 風力エネルギー, Vol.37, 通巻.107 (2013)
  • 柴田,”風力発電導入拡大に向けたデマンドレスポンス及び出力抑制の可能性―デマンドレスポンス設計への示唆-”,
    エネルギー経済, 2014年3月
  • 柴田, “地域間連系線増強および出力抑制による風力発電導入ポテンシャルの評価”,
    エネルギー経済, 第39巻, 第3号, 2013年9月
  • 柴田, “ならし効果を考慮した風力発電容量の地点間最適配分に関する検討”, IEEJ, 2013年3月
  • 柴田, “燃料電池、太陽光発電、蓄電池から構成される家庭用分散型エネルギーシステムの経済性分析”,
    エネルギー経済, 2012年9月
  • 柴田, “我が国における再生可能エネルギーとしてのヒートポンプによる空気熱利用”, IEEJ 2010年10月
  • Shibata Y., “The Status Quo of Electric Motor Energy Standard Setting and “Top Runner” Experience in Japan”, 8th International Conference on Energy Efficiency in Motor Driven Systems (EEMODS ’13)
  • Shibata, Y., et al, “Promotions of Compact Fluorescent Lamps (CFLs) by Utility-Bill-Payback Scheme in Vietnam”, International Energy Efficiency in Domestic Appliances & Lighting Conference 2009
  • 柴田;インドにおける省エネの現状と今後をみる, ジェトロセンサー,(日本貿易振興機構), 7/2008, 20-21.
  • 柴田,他;病院におけるコージェネレーションシステム運転管理実態調査と評価, 空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集, (2008), 845-848.
  • 水谷,柴田,他;都道府県CO2排出量の推計,
    第23回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス講演論文集,(2007), 73-76.
  • 柴田,他;実測調査に基づく夏季系統ピーク時の家庭用電力需要構造の分析,
    第23回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス講演論文集, (2007), 239-242.
  • 柴田,他;フィールドテストに基づく家庭用ガスエンジンコジェネレーションシステムの省エネ性評価(その2),
    第24回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス講演論文集, (2007), 9.
  • 柴田,他;業務用建物におけるコージェネレーションシステムの運転実態に関する検討(1)(2),
    第22回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス講演論文集, (2006), 89-92、
    第23回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス講演論文集, (2007), 9-12.
  • 柴田,他;実使用条件下におけるCO2冷媒ヒートポンプ給湯機の性能評価,
    第22回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス講演論文集, (2006), 183-186.(茅奨励賞受賞)
  • Shibata, Y., et al, “Actual Energy Consumption of Top-Runner Refrigerators in Japan”, International Energy Efficiency in Domestic Appliances & Lighting Conference 2006
  • Shibata, Y., et al, “The CO2 Heat Pump Water Heater as a New Countermeasure against Global Warming: Drastic Improvement in Energy Efficiency in Three Years since Its Debut”, Proceedings of ACEEE ,2006
  • 柴田,他;実使用状況下におけるCO2冷媒ヒートポンプ給湯器と従来型給湯器の性能評価(その1)(その2),
    第22回エネルギー・資源学会研究発表会講演論文集, (2003), 111-116、
    第20回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス講演論文集, (2004), 247-250.
  • Shibata, Y., Aebischer, B., A, B. Markus, K., Satkartar, Le Strat, P., Varone, F, “Energy efficiency indicators for high electric-load buildings”, Proceedings of ECEEE429-440, 2003.
  • Shibata, Y., et al, “Standby Power Use: How Big Is the Problem? What Policies and Technical Solutions Can Address It? ”, Proceedings of ACEEE, 7.41-7.60, 2002.
  • Shibata, Y., Nakagami, H., Present Status and Perspective of Energy Efficiency and Conservation Policies in Japan - Residential and Commercial Sector -, pp.541-546, Energy Efficiency in Household Appliances and Lighting, Springer 2001.
  • Shibata, Y., ‘Evaluation Exergétique de Différents Cycles Thermodynamiques de Production d'Electricité Associant Un Cycle Combiné et Une Centrale Solaire à Tour’, Master thesis, Ecole des Mines de Paris/University of Nice Sophia Antipolis, 1997

出版書籍

  • 「The Clean Hydrogen Economy and Saudi Arabia」(共著、Routledge、2024年)
  • 「二酸化炭素利活用技術」(共著、情報機構、2022年)
  • 「カーボンニュートラルに向けた水素製造・P2Gと関連技術の最新動向」(共著、シーエムシー・リサーチ、2022年)
  • 「水素の製造とその輸送、貯蔵、利用技術」(共著、技術情報協会、2022年)
  • 「再生可能エネルギーによる水素製造」(共著、S&T出版、2016年)
  • 「エネルギーの百科事典」丸善株式会社
  • 「エネルギーの事典」朝倉書店
  • 「再生可能エネルギーによる水素製造」 S&T出版