研究員紹介

Researchers

永富 悠(ながとみ ゆう)

永富 悠(ながとみ ゆう)

計量分析ユニット 計量・統計分析グループマネージャー 研究主幹

専門分野:エネルギーシステム分析、エネルギー需給分析、電力市場、電気事業制度

2005年 慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科卒
2007年 東京大学大学院新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻修了 (修士(科学))
2020年 筑波大学大学院システム情報工学研究科 博士課程修了,博士(工学)
2007年 (一財)日本エネルギー経済研究所 入所 計量分析ユニット
2013年 同 電力・石炭ユニット 電力グループ
2016年 同 主任研究員
2018年 同 電力・新エネルギーユニット 電力グループ 主任研究員
2022年 International Energy Agency, Energy Policy Analyst
2024年 (一財)日本エネルギー経済研究所 計量分析ユニット 計量・統計分析グループマネージャー 研究主幹
<その他の主要な経歴>
2015-2022年 日本エネルギー学会誌編集委員
2020年 法政大学 人間環境学部 非常勤講師
2020年 (一社)日本機械学会 原子力・再生可能エネルギー調和型エネルギーシステム研究会 委員
2020年 資源エネルギー庁 林業・木質バイオマス発電の成長産業化に向けた研究会 委員
2014-2018年 国際大学大学院国際関係学研究科非常勤講師
2013-2015年 World Energy Council Future Energy Leaders
2011-2013年 日経・CSISバーチャル・シンクタンクフェロー
2007年 航空保安大学校 非常勤講師

主な論文・記事(著書)

<学会査読付き論文>
  • 永富悠,松尾雄司,小笠原潤一 「LFC調整力を考慮した電源構成モデルによる2040年の電源構成の分析と政策課題に関する検討」『エネルギー・資源学会論文誌』第.40巻2号 (2019)、pp.8-20
  • Yu Nagatomi, Liberalization and decarbonization under the electricity system reform in Japan, Oxford Energy Forum, 114, 40, (2018), pp.40-43
  • 永富悠・山本博巳 「一般水力発電所の発電量の経年変化と将来見通しに関する分析」 『エネルギー・資源』第37巻2号(2016)、pp.29-37
  • 永富悠・山本博巳・山地憲治・岩崎博・山田興一「マレーシアにおけるパーム残渣のエネルギー利用と技術競合に関するシステム分析」『エネルギー・資源』第29巻5号 (2008)、pp.1-7
  • 永富悠・山本博巳・山地憲治「廃棄物処理システムに対する地域特性と温室効果ガス対策の影響評価」 『日本エネルギー学会誌』第86巻9号 (2007)、pp.693-699
  • 永富悠・山本博巳・山地憲治・岩崎博・山田興一「タイにおけるキャッサバパルプを用いたエタノール製造に関する分析」『エネルギー・資源』第28巻3号 (2007)、pp.180-185
<著書・共著>
  • 「バイオマスハンドブック第2版」(共著) オーム社(2009年11月)
  • 「エネルギー・経済データの読み方入門」(共著) 省エネルギーセンター、(2008年9月)
  • 「エネルギー・経済データの読み方入門」(共著) 省エネルギーセンター、(2011年10月)
  • 「エネルギー・経済データの読み方入門」(共著) 省エネルギーセンター、(2017年2月)
  • 「バイオマスハンドブック第2版」(共著) オーム社、(2009年11月)
  • 「CO2削減はどこまで可能か?」(共著)エネルギーフォーラム社、(2009年12月)
  • 「脱原子力 ドイツの実像」(共著)一般社団法人原子力産業協会、(2016)
  • 「図解即戦力 エネルギー業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書(共著)」 技術評論社、(2023年3月)
<論文等>
  • 永富悠、小笠原潤一「調整力を加味した電源構成モデルによる2030年以降の電源構成の分析と政策課題に関する検討」『エネルギー経済』 第44巻2号(2018年6月)
  • 永富悠「カーボンプライシングが発電事業の収益性に与える影響についての分析」 『エネルギー経済』 第43巻2号(2017年6月)
  • 永富悠「一般水力発電の設備利用率の時系列推移に関する検討」『エネルギー経済』 第40巻3号(2014年9月)
  • 永富悠、八馬利彰、加古正幸、吉岡孝之、鈴木秀徳、柳澤明、伊藤浩吉「短期エネルギー需給見通し-2013年度のエネルギー需給予測-」『エネルギー経済』 第39巻1号(2013年3月)
  • 永富悠「2012年夏以降の我が国の課題」『エネルギー経済』 第38巻4号(2012年12月)
  • 永富悠「昨夏の節電対策に見る電気事業法第27条に基づく電気の使用制限の効果に関する試算」 『エネルギー経済』 第38巻3号(2012年9月)
  • 永富悠「昨夏の節電対策に見る部門別時間帯別節電率に関する検討」『エネルギー経済』 第38巻3号(2012年9月)
  • 永富悠、小林良和、森川哲男「短期エネルギー需給見通し-2012年度のエネルギー需給予測-及び国際石油・ガス市場の展望」『エネルギー経済』 第38巻3号(2012年9月)
  • 永富悠「東京電力管内及び東北電力管内における気温影響を考慮した節電効果に関する試算」 『エネルギー経済』 第37巻5号(2011年10月)
  • 永富悠・松尾雄司・村上朋子「米・欧・韓の原子力発電所設備利用率向上に向けた取り組み-日本は何を学ぶべきか-」『エネルギー経済』 第36巻4号(2010年8月)

会議参加・講演登壇等

  • 平成30年9月7日,Electricity Market Reform and Challenges in Japan,Seoul International Conference on the Electricity Market (SICEM 2018)
  • Japan’s Low-Carbon Transition An Interview with Yu Nagatomi,NBR, Dec. 2016
  • 平成28年11月9日,電力自由化の今後の動向,東京二十三区清掃一部事務組合
  • 平成27年10月27日,Lessons from energy transitions in Germany and Japan,"The Brookings Institution, Falk Auditorium, 1775 Massachusetts Ave, NW Washington, DC 20036
  • 平成24年10月19日,今夏の節電効果・電力ピーク,空気調和・衛生工学会、九州支部
  • 平成24年4月11日,今夏の電力需給について,金属労協研修

メディア

  • 2014年 貿易収支と燃料輸入について,テレビ朝日、モーニングバード他
  • 2012年 節電・電力需給について,NHK ニュース7
  • 2012年 日本の電力事情について,BBC
  • 2012年 貿易収支と燃料輸入について,テレビ朝日、モーニングバード他

受賞

  • 2018年6月 エネルギー・資源学会 第6回茅賞
  • 2009年6月 エネルギー・資源学会 第13回茅奨励賞

所属学会

  • エネルギー・資源学会
  • 日本エネルギー学会
  • International Association for Energy Economics(IAEE)