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国際シンポジウム「エネルギー安全保障とエネルギービジネスの新展開」
● 日時:2012年11月27日(火) 13:00-17:00
● 場所:東京大学 伊藤謝恩ホール(東京大学本郷キャンパス伊藤国際学術研究センター地下2階)
● 主催:東京大学公共政策大学院/国際石油開発帝石(株)/(一財)日本エネルギー経済研究所
● 参加費:無料 ※
※ 参加に際しては事前の登録をして頂き、当日は申し込み受付のメールを印刷してお持ちいただけますようお願いいたします。
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● シンポジウムの目的と概要
・ グローバルなエネルギー需給は、福島第一原子力発電所の事故、地球温暖化交渉の足踏みと同問題のプライオリティの低下、新興国のエネルギー需要の急拡大、シェールガスの出現等といった大きな環境変化に直面し、高原油価格に移行するなど新しいステージに移行している。これらの環境変化に伴って、主要国政府はエネルギー安全保障に一層政策の軸足を移すなどの対応を行っており、エネルギーを巡ってグローバルな制度的枠組みの変化が起こりつつある。
・ エネルギービジネスついても、このような市場環境及び政策の変化を踏まえて、大きく市場が伸びる新興国で事業展開するためには、戦略、ビジネスモデル、組織、制度的枠組み、プロジェクトリーダー等の人的資源、求められるスキル等などについても新しい環境に即応した対応が必要である。また、大きな曲がり角にある我が国エネルギービジネスにとっても、このような移行を円滑・積極的に行うことが求められる。
・ 以上のような問題認識に基づき、本国際シンポジウムでは、変わりつつある国際エネルギー環境と政策的対応をまず議論し、問題意識を共有するとともに、後半では将来の展開が期待される新しいビジネスの一例として、スマートコミュニティ・プロジェクトを題材にしながら、今後とるべきビジネス戦略、組織等について具体的に議論し、同時にエネルギービジネスの今後に関するインプリケーションを抽出することを目的とする。
● プログラム概要
・ 13:00 - 13:10 開会挨拶 黒田直樹 国際石油開発帝石(株)
会長
第一部:「エネルギー新時代と政策的対応」
・ 13:10 - 13:50 基調講演 I “Energy policy
of Japan viewed from an international perspective”
ウィリアム・F・マーティン
元米国エネルギー省副長官
・ 13:50 - 14:45 講演 1:「エネルギー潮流の変化とビジネスへのインプリケーション」(仮)
十市勉 (一財)日本エネルギー経済研究所
顧問
講演 2:「低炭素社会に向けた中国の総合エネルギー政策の動向と国際協力への示唆」
李志東 長岡技術科学大学
経営情報系教授 中国能源研究所客員研究員
・ 14:45 - 15:00 Coffee Break
第二部:「エネルギービジネスの新展開-スマートコミュニティ・プロジェクトの現状と展望」
・ 15:00 - 15:40 基調講演 II 古川一夫 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構理事長
・ 15:40 - 15:00 パネル・ディスカッションおよび質疑応答
アジアを中心とする新興市場で将来の展開が期待される新しいビジネスであるスマートコミュニティ・プロジェクトを題材にしながら、現状と今後の課題や展望について、現場での経験を踏まえて、ビジネス戦略、組織、求められる人材像等について具体的に議論する。
- モデレータ: 三宅真也 (株)国際協力銀行 業務企画室審議役
- パネリスト: 岡島博司 トヨタ自動車(株) 技術統括部
半谷陽一
三菱重工(株) エネルギー環境事業統括戦略室
太田光治
三菱商事(株) 環境・インフラ事業本部スマートコミュニティ開発ユニット
入谷剛
日揮(株) 事業推進プロジェクト本部
・ 16:50 - 17:00 閉会挨拶 伊藤隆敏 東京大学公共政策大学院院長
(司会)芳川恒志
東京大学公共政策大学院・政策ビジョン研究センター特任教授
当日は、日英同時通訳を手配の予定です。
また、参加希望者が定員を超える場合には、申し込みを終了させていただきますのでご了承ください。
連絡先:東京大学 公共政策大学院 担当(小坂) (email:gese@pp.u-tokyo.ac.jp)
国際石油開発帝石(株)担当(久保田)(email:ryosuke.kubota@inpex.co.jp)
以上 |