平素より大変お世話になっております。
　近年、バッテリー技術の目覚ましい性能向上とコスト低下によって、電気自動車が普及
し、従来の内燃機関自動車と置き換わることによって、ガソリンをはじめとする石油需要
がやがてピークを打ち、減少をはじめるのではないかという「石油需要ピーク論」が注目
されてきました。また、昨年、英仏という欧州主要国や中国等において将来におけるガソ
リン・ディーゼル車の販売禁止という方針や電気自動車の促進政策が発表されたことなど
を踏まえ、世界の大手自動車メーカーも相次いで、車両電動化に舵を切り始めていること
から、将来における一層の普及拡大が期待され、石油需要ピークの可能性について関心が
高まっています。
　こうした世界の石油市場における変化は、石油輸出に依存する産油国の政治経済、ひい
てはエネルギーを巡る地政学にも影響を及ぼしうると考えられます。
　そこで、国立大学法人　政策研究大学院大学および一般財団法人　日本エネルギー経済
研究所は、地政学的リスク分析で著名なコンサルティング会社であるユーラシア・グルー
プおよび国際問題分析で著名なシンクタンクであるアトランティック・カウンシルととも
に、「ギアシフト：運輸、石油需要、地政学の将来」と題して、車両電動化がもたらしう
る運輸用石油需要への影響や脱炭素化の可能性、その地政学的な影響やインプリケーショ
ンについて議論する講演会を開催いたします。 皆様どうぞ奮ってご出席ください 。

記

1. 共　催　：　アトランティック・カウンシル
　　　　　　　 国立大学法人　政策研究大学院大学
　　　　　　 　一般財団法人　日本エネルギー経済研究所
　　　　　　 　ユーラシア・グループ

2. 日　時　：　平成30年7月20日（金）10:00～12:10（受付　9:30～）

3. 場　所　：　国立大学法人　政策研究大学院大学　想海樓ホール
　　　　　　　　〒106-8677　東京都港区六本木7-22-1
　　　　　　　　詳細地図はhttp://www.grips.ac.jp/about/access/からご覧いただけます。
　　　　　　　　※　想海樓ホールには南門からお入りください。
　　　　　　　　※　ご来場の際は、公共交通機関を利用してお越しくださいますようお願いいたします。

4. 内　容：　

※　使用言語：英語（日本語同時通訳付き） 　　　

5. 参加費： 　無料　事前登録制

6 . 申込方法：下記URLより、ご登録をお願いいたします。
http:/eneken.ieej.or.jp/seminar/180720_ieej_grips_application.html
なお、事前登録がない場合はご入館できませんので、必ず事前にご登録の上、受講証を忘れずに
ご持参ください。

8 . 締　切：平成30年 7月 19日（木）

※　定員を超えた場合は締切り前でも募集を打ち切らせていただくことがありますので、ご理解のほど、
　　よろしくお願いいたします。
※　プログラムは変更となる可能性がございます。変更があった場合はホームページ上でご案内いたします
　　のでご確認のほど、よろしくお願いいたします。

お問い合わせ先：（一財）日本エネルギー経済研究所　企画事業ユニット　総合企画グループ
　　　　　　　　　TEL：03-5547-0211　FAX：03-5547-0223