第149回  IEEJエネルギーセミナー 開催のご案内
 

平素より大変お世話になっております。
弊所では、下記のとおり第149回IEEJエネルギーセミナー「韓国・文在寅政権とエネルギー政策
~日本との比較の視点を交えて~」を開催します。

 今回は、立命館大学国際関係学部助教で、日韓の政治経済比較ならびにエネルギー・原子力政策を
専門とされる林恩廷氏(イム・ウンジョン氏)をお招きし、韓国のエネルギー・原子力政策をテーマ
にご講演頂き、ご参加の皆様と質疑応答・意見交換させて頂く予定です。
 韓国は、低いエネルギー自給率、その克服に向けた伝統的な原子力推進政策など、エネルギーに係
る事情及び政策において、日本と共通する面を多く有してきました。しかし、福島事故後の2017年5
月の大統領選挙で誕生した文在寅政権は、同年6月に脱原子力政策への転換を宣言、同年10月には原
子力発電所の段階的削減と再生可能エネルギーの拡大を中心とするエネルギー転換政策を閣議決定し
ました。その一方で、現韓国政府は公論化の過程を経て、議論の的となっていた新古里5・6号機の建
設再開という判断を下しました。現在運転中の設備容量は福島事故直前に比してむしろ増加しており、
国内発電電力量の3割弱を原子力発電で賄っています。加えて海外展開に関しても、UAEから4基受注
したAPR 1400型炉が今年4月に米国でも規制機関による設計認証を獲得、また斗山重工業が小型モ
ジュール炉(SMR)建設プロジェクトに参入するなど、現政権下でも積極的に展開しています。
 今回は、こういった複雑な様相を呈している韓国の国内外に向けたエネルギー・原子力情勢につい
て、日本との比較の視点も交えつつ、歴史的な背景から現況、そして展望に至るまで、幅広くご講演
いただきます。長年、日韓の原子力政策・原子燃料サイクル政策比較を研究され、豊富な経験と知見
を持つ同氏の見方を直接伺える貴重な機会ですので、皆様どうぞ奮ってご出席ください。

                  < 記 >

1. 日 時 : 2019年6月12日(水) 15:30~17:00(受付15:00~)

2. 場 所 : (一財)日本エネルギー経済研究所 11階大会議室
東京都中央区勝どき1-13-1 イヌイビル・カチドキ
(詳細地図はhttps://eneken.ieej.or.jp/about/map.htmlからご覧いただけます。)
※ ご来場の際は、公共交通機関を利用してお越しくださいますようお願いいたします。

3. 内 容 :
<15:00~15:30 受付>

<15:30~16:30 講演>
「韓国・文在寅政権とエネルギー政策~日本との比較の視点を交えて~」
 立命館大学 国際関係学部 助教 林恩廷(イム・ウンジョン)氏

<16:30~17:00 質疑応答>

※ 使用言語:日本語(同時通訳なし)

4. 参加費 : 無 料

5. 申込方法:下記URLより、ご登録をお願い致します。
https://eneken.ieej.or.jp/seminar/event_login.php

※ 代理参加については御社の社員の方のみ有効です。関連会社等の代理参加はお受けできません
  のでご了承ください。

6. 締 切 : 6月11日(火)
※ 定員を超えた場合は締切り前でも募集を打ち切らせていただくことが
  ありますので、ご理解のほど、宜しくお願いいたします。
※ プログラムは変更となる可能性がございます。変更があった場合はHP上で
  ご案内致しますのでご確認のほど、宜しくお願い致します。

お問合せ先:(一財)日本エネルギー経済研究所 企画事業ユニット 総合企画グループ
TEL:03-5547-0211 FAX:03-5547-0223