第151回  IEEJエネルギーセミナー 開催のご案内
 

平素より大変お世話になっております。
弊所では、下記の通り第151回IEEJエネルギーセミナー「電力システムの柔軟性(Power
System Flexibility)確保」を開催します。

  今回は、国際エネルギー機関(IEA)の再生可能エネルギー課長であるパオロ・フランクル氏
(Dr Paolo Frankl)をお招きし、今月末にリリースされる自然変動型再生可能エネルギー(VRE)
の電力システム統合に向けた柔軟性確保に係る直近の研究成果をまとめた報告書「Status of Power
System Transformation 2019(電力システム変革の状況2019年版)」についてご講演いただき、
ご参加の皆様と質疑応答・意見交換させていただく予定です。
 パリ協定を柱とする脱炭素化機運が高まる中、発電コストの低下を背景に風力発電や太陽光発電
に代表されるVREの導入拡大が加速していますが、その一方、VREを電力システムや電力市場に統
合するために必要とされる柔軟性の確保という課題が顕在化してきており、この課題の認知度を向
上させ解決することの重要性が高まってきています。
 今回の講演内容の中心となる報告書「Status of Power System Transformation 2019」は、20
18年5月の第9回クリーンエネルギー大臣会合(CEM9)で開始された「Power System Flexibility
(電力システムの柔軟性)キャンペーン」の最終報告書として、今月末にカナダのバンクーバーで
開催される同第10回会合(CEM10)にて公表される予定です。
 IEAはこれまでも電力システムへ柔軟性を提供する資源を、電力システム上の系統、発電所、貯蔵、
需要側資源という4カテゴリーに整理、デジタル化等に伴う将来の市場設計の観点も織り込みつつ分
析してきました。近年はこうした再生可能エネルギーの電力システムへの統合に関する課題を抽出し、
政策提言を行う複数のレポートを定期的に発行してきています。今回はIEAの見方を直接伺える貴重
な機会ですので、皆様どうぞ奮ってご参加ください。

                  < 記 >

1. 日 時 : 2019年6月11日(火) 13:30~14:30(受付13:00~)

2. 場 所 : (一財)日本エネルギー経済研究所 11階大会議室
東京都中央区勝どき1-13-1 イヌイビル・カチドキ
(詳細地図はhttps://eneken.ieej.or.jp/about/map.htmlからご覧いただけます。)
※ ご来場の際は、公共交通機関を利用してお越しくださいますようお願いいたします。

3. 内 容 :
<13:00~13:30 受付>

<13:30~13:50 講演(20分)>
「電力システムの柔軟性(Power System Flexibility)確保」
 国際エネルギー機関(IEA) 再生可能エネルギー課長 パオロ・フランクル 氏
(Dr. Paolo Frankl, Head of Renewable Energy Division, IEA)

<13:50~14:30 質疑応答(40分)>

※ 使用言語:英語(同時通訳付き)

4. 参加費 : 無 料

5. 申込方法:下記URLより、ご登録をお願い致します。
https://eneken.ieej.or.jp/seminar/event_login.php

※ 代理参加については御社の社員の方のみ有効です。関連会社等の代理参加はお受けできません
  のでご了承ください。

6. 締 切 : 6月10日(月)
※ 定員を超えた場合は締切り前でも募集を打ち切らせていただくことが
  ありますので、ご理解のほど、宜しくお願いいたします。
※ プログラムは変更となる可能性がございます。変更があった場合はHP上で
  ご案内致しますのでご確認のほど、宜しくお願い致します。

お問合せ先:(一財)日本エネルギー経済研究所 企画事業ユニット 総合企画グループ
TEL:03-5547-0211 FAX:03-5547-0223