平素より大変お世話になっております。弊所では、下記のとおりCOP25報告会を開催いたします。
2019年12月のCOP25では、COP24から繰り越しになった、パリ協定第6条に係る、排出削減量等の国際的移転の取扱いに関するガイダンス、排出削減活動に関するメカニズムの規則・手続等が議論されましたが、CDMクレジットを国が定める貢献(NDC)に利用することの可否等において各国の立場の隔たりが大きく合意に至りませんでした。本件は引き続きの検討で、2020年11月のCOP26での採択を目指すこととなりました。また、2030年の目標水準については、調整難航の末、パリ協定の条項を想起しつつ、可能な限り高い野心を反映することを促す成果文書に合意したにとどまりました。
本COP25報告会では「COP25における交渉動向と今後の見通し」と題して、大学、金融機関およびNGOからスピーカーを招いて議論を行います。COPに参加した専門家から直接、話を聞ける貴重な機会ですので、皆様どうぞ奮ってご参加ください。
<記>
1.日 時 : 2020年1月27日(月) 12:30~14:30
2.場 所 : (一財)日本エネルギー経済研究所 11階大会議室
東京都中央区勝どき1-13-1 イヌイビル・カチドキ
(詳細地図はhttps://eneken.ieej.or.jp/about/map.htmlからご覧いただけます。)
※ご来場の際は、公共交通機関を利用してお越しくださいますようお願いいたします。
3. テーマ : 「COP25における交渉動向と今後の見通し」
4.スケジュール :
<講演 12:30~13:40>
田上貴彦 研究主幹(日本エネルギー経済研究所):
「COP25の結果概要」
小松 潔 研究主幹(日本エネルギー経済研究所):
「パリ協定第6条の交渉動向」
山岸尚之 気候変動・エネルギーグループ長(WWFジャパン):
「コメント:COP25の所感とNGOの活動の評価」
有馬 純 教授 (東京大学公共政策大学院):
「コメント:COPに関する所感-EUの動きを含めて」
吉高まり チーフ環境・社会(ES)ストラテジスト
(三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社):
「コメント:ファイナンス動向の観点から」
<ディスカッション13:40~14:30>
モデレーター:黒木昭弘 常務理事(日本エネルギー経済研究所)
パネリスト:
有馬 純 教授 (東京大学公共政策大学院)
吉高まり チーフ環境・社会(ES)ストラテジスト
(三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)
田上貴彦 研究主幹 (日本エネルギー経済研究所)
小松 潔 研究主幹(日本エネルギー経済研究所)
5.主 催 : (一財)日本エネルギー経済研究所
6.参加費 : 賛助会員・・・無 料
7.申込方法 : 下記URLより、ご登録をお願いいたします。
https://eneken.ieej.or.jp/seminar/event_login.php
8.締切・・・2020年1月24日(金)
※ 定員を超えた場合は、募集を打ち切らせていただくことがありますので、ご理解のほど、宜しく
お願いいたします。
※ プログラムは変更となる可能性がございます。変更があった場合はホームページ上でご案内いたし
ますのでご確認のほど、宜しくお願いいたします。
※ 会員様のみにご案内しておりますので、本メールを貴社・貴団体外へ転送することは、お控えいた
だきますようお願いいたします。
お問い合わせ :
一般財団法人日本エネルギー経済研究所
(発表内容について)環境ユニット
E-mail : kan@tky.ieej.or.jp
(申し込みについて)企画事業ユニット
E-mail : ieej-mail@tky.ieej.or.jp |