はじめに

    桜会とは、一般財団法人日本エネルギー経済研究所の職員とOBによって構成され、会員間の親睦を深めると共に、会員相互のネットワークの強化拡充や情報交換の場の提供等を通じ、会員の知見を有機的に活用して、当研究所の健全なる発展と、国内外でのブランド力の向上に寄与することを目的とするものであります。
    桜会の歴史は古く、日本エネルギー経済研究所創立10周年を迎えた1976年に、当時企業から派遣されていた出向・派遣研究員のOBを対象に、相互間の親睦を深めることを目的に設立されました。当時のエネ研は虎ノ門櫻川町の第10森ビルにオフィスを構え、所長以下総勢50名弱の小さな研究所でしたが、オフィス近くに有名な愛宕山があり、春になると全山、桜が見事な花を咲かせ、所員も花見を大いに楽しんだことに由来しています。
    現在の桜会は、従来の「企業からの派遣・出向OBのみを対象とする組織」を発展的に解消し、新たに「エネ研の研究員、スタッフの現役・OBをも含めたオールエネ研の組織」とすることにし、2008年にスタートいたしました。

年頭のご挨拶















 

新年開けましておめでとうございます。
皆様におかれましてはつつがなく新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 さて、昨年、日本エネルギー経済研究所は創立50周年の節目の年を迎え、様々な記念事業を成功裡に遂行され、年頭に発表されました米国ペンシルバニア大学によるエネルギー資源政策部門のシンクタンク世界1位の評価に相応しい研究体制や調査内容の充実ぶりを示されました。
 一方、わが国のエネルギー産業を巡る環境は一段と厳しさを増しており、国内ではエネルギー需要の減少傾向の下での再生可能エネルギー導入、原発再稼働、電力・ガス自由化、石油産業再編などの困難な課題への取り組みを迫られています。また、海外では、原油価格の動向の見極めが難しくなる下で、米国トランプ大統領の登場によるエネルギー・環境政策の先行きの不透明化やイスラーム過激派の台頭に伴う中東産油地域の不安定化などの情勢変化への適切な対応が課題となっています。
 このため、ポスト50周年の新たな発展段階に進まれた日本エネルギー経済研究所には、これまで以上に内外の諸情勢の木目細かな調査、分析を踏まえた的確な情報発信や政策提言が期待されており、蓄積された研究実績に新たな知見を積み重ねていくことが必要になっていると思います。この取り組みに、研究所の現役メンバーとOB会員の交流、情報交換の場である桜会が、少しでも貢献ができれば幸いと考えており、皆様には桜会のホームページをより積極的に開いていただき、掲示板の活用や原稿の寄稿などによる会員間交流の一層の活発化へのご協力を是非、お願いしたいと考えております。
 最後になりますが、桜会会員の皆様及びご家族のご健勝とご発展を祈念して新年のご挨拶とさせて頂きます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2017年1月

大先 一正